緊急時の応急処置
 
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 緊急時の応急処置


 脳出血

症状・特徴
脳出血は通常、なにの前触れもなく突然に起こり、数分から数時間のうちに症状が現れます。
症状としては頭痛、吐きけ、嘔吐、意識障害と同時に、出血部位によって違いますが
病巣と反対側の顔面、手足の運動麻痺、言語障害などの神経症状がみられます。

緊急時の応急処置
衣服を緩め、安静に寝かせます。この際に、嘔吐をきたし、吐いた物が気管に入り窒息を起こす
こともあるので、顔は横に向けておくようにします。頭部は挙上したり下げたりしないで水平位に
保ちます。このような状態にして、医師の診察または救急車の出動を待ちます。




 くも膜下出血


症状・特徴
突然激しい頭痛が起こります。頭痛は軽度のものから意識障害を伴う強烈なものまであり
強烈な頭痛は「引き裂かれるような」「斧で頭を割られたような」などと表現されます。その他
項部硬直(首の後ろの部分が硬直する)をみます。また、吐きけ、嘔吐があるのも特徴です。

緊急時の応急処置
嘔吐、意識障害、痙攣をきたすこともあるので、着衣を緩め、静かな場所に安静に寝かせます。
吐物により窒息する恐れもあるので、顔は横に向けます。頭部は挙上したり、下げたりしないで
水平に保ちます。痙攣を起こしたときには、舌をかみ切ったりしないように、タオルやガーゼを
巻いた物を口腔内に浅く挿入します。この際、手指をかみ切られたりしないように注意!




 髄膜炎

症状・特徴
頭痛、発熱、嘔吐、意識障害、徐脈(脈拍が40〜50回/分とゆっくりとなる)がみられます。
また項部硬直(首の後ろが硬くなり、頚部の前屈ができなくなる)がみられます。

緊急時の応急処置
急性の高熱、激しい頭痛がある場合は本症を疑い、すぐにに内科医師の診察を受ける必要が
ありますが、高熱に対しては解熱剤の服用または坐薬により解熱を行います。
髄膜炎菌による敗血症をきたす病型では電撃的な経過を示し、血圧低下、皮膚の点状出血
紫斑をきたし、死に至ることもあります。痙攣に対しては、衣服を緩め安静臥床させ、タオル
などにより咬舌を防ぎ、すぐに救急車を呼んで下さい。




 緑内障

症状・特徴
自覚症状として虹視(燈火の周囲に虹のような色彩の輪が見える)、視力の低下、眼痛、頭痛
悪心、嘔吐を生じます。このような症状が電撃様に発症して、たちまち失明に至ることもある
(電撃様緑内障)ので注意して下さい。

緊急時の応急処置
電撃様の経過をとり失明になってしまうこともあるので、視力低下、眼痛、頭痛、悪心、嘔吐が
強いときには、すぐに眼科医に受診して下さい。




 肺炎

症状・特徴
老人性肺炎の場合、肺炎の典型的症状がそろわないことが多く、微熱程度の発熱、咳、痰
食欲不振、全身違和感、全身倦怠感、易疲労感などを訴えることが多いです。

緊急時の応急処置
高齢者で意識状態が悪化した場合や呼吸困難が強いときは早急に内科、できれば
呼吸器科もある総合病院で受診する必要があります。




 心筋梗塞

症状・特徴
胸の中央部に、締めつけられるような、圧迫されるような感じの激痛が突然起こるのが特徴です。
胸痛は持続性で数時間あるいは1日中続き、左の肩、背部、上肢、時にはみぞおち、下あご
にも広がります。

緊急時の応急処置
心筋梗塞では発症後12時間以内での死亡率が高く、一刻も早くCCU(冠疾患集中監視室)の
ある専門病院にて、治療を受ける必要があります。救急車が来るまでの間は、患者は最も楽な
体位で寝かせ絶対安静とします。呼吸はできるだけ深くゆっくり行うようにさせ、息苦しさの激しい
場合にはふとんをたたんで重ねたものなどの適当な背もたれで支え座位をとらせます。




 心不全

症状・特徴
労作性呼吸困難、息切れ、胸背部痛、咳、痰、胸部圧迫感、倦怠感、悪心、喘鳴、不整脈
めまい、動悸、頻脈、チアノーゼ、浮腫、尿量減少などが起こってきます。

緊急時の応急処置
心不全は生命に直接影響する病態のため、的確な治療を行うことが重要です。
急性心不全に対しては楽な姿勢にすること、そして酸素吸入が必要です。心臓に戻る血液を
減らし心臓の負担を軽減する目的で手足を紐でしばる方法もあります。救急処置を行い
専門的な治療を急ぐ必要があるのでできるだけ早く病院に送ります。




 胆嚢炎

症状・特徴
季肋部痛(右脇腹の痛み)、寒け、ふるえ、発熱などが出現します。
吐きけ、嘔吐を伴うこともあります。

緊急時の応急処置
早期診断・治療と、場合によっては緊急手術も必要ですので、早急に専門的治療のできる
医療機関へ搬送させるようにしましょう。




 うつ病

症状・特徴
老人のうつ病では、不眠、頭痛、倦怠感などの身体的不定愁訴が多く、この身体的不定愁訴が
前面にでて抑うつ気分が隠されていることがあり、本来はうつ病なのに、身体症状の仮面を
かぶっているという意味から、これを「仮面うつ病」とよんでいます。
また時に幻覚、妄想なども現れるので、老人の場合「ぼけ」と勘違いされることがあります。

緊急時の応急処置
問題になるのは、自殺企図です。監視を怠らないようにして、専門医の診察を受けましょう。

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Last update:2018/6/21

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